Message 代表メッセージ
創業者の想いを引き継ぎ、理念を未来へ繋ぐ

理念とは創業者の思いであり、それを継承していくことが基本だと考えています。私が社長に就任した当時は、実は明確な理念が存在しませんでした。そこで先代の社長に「どのような理念で経営されていますか」とお尋ねし、そのお考えを明文化したものが現在の理念の基になっています。
私自身は、会社を創設した方の「事業を長く継続させてほしい」というシンプルな思いを何よりも大切にしたいと考えています。ですから、今もその創業の精神を理念として心に刻んでいます。
使命感から継いだバトン。事業承継の裏側
先代から「後を頼む」という言葉と共に、事業継承を託されたのがきっかけです。就任当初、明確に私が後継者と決まっていたわけではありませんでした。何かを成し遂げたいという強い野心があったわけではなく、「この会社を継がなければならない」という使命感から引き受けたというのが正直なところです。
特別な言葉で託されたわけではありませんが、会社の未来を想う気持ちを、私なりに受け継いだ形です。
目指すのは「100年企業」。人材こそ未来の礎
私が目指しているのは、その名の通り「100年続く企業」です。私が社長に就任したのは、会社が40周年を迎える頃でした。前の会長が事業を興してから、着実に歴史を積み重ねてきました。私がそのバトンを受け継いだ今、次の世代へと繋ぎ、100年後も社会に必要とされる企業を築き、守っていくことが私の大きな目標です。
そのためには、若い人材の育成と積極的な採用が不可欠だと考えています。彼らが未来の会社を担う存在となってくれることを期待しています。
自然体で、仕事の質を維持することが信頼を築く

まずは「自然体」でいてほしい、ということです。無理に利益ばかりを追い求めると、人間関係やお客様との関係に歪みが生まれてしまいます。もちろん企業として適正な利潤は必要ですが、それ以上に大切なものがあると考えています。
そして、資本である「体」を大切にしてほしい。その上で、現在の仕事のレベルを維持し続けてほしいと願っています。レベルを維持することは、落とすことよりも遥かに大変な努力が求められますが、それこそが会社の信頼の礎となります。
技術力と信頼関係が、選ばれる理由
一番の強みは「職人のレベルの高さ」と、彼らとの「強固な信頼関係」です。お客様から何か相談された際に的確に応えられる技術力はもちろん、お客様の課題に真摯に向き合い、時には私たちが持つ豊富な経験を元にサポートさせていただく姿勢が、お客様からの信頼に繋がっているのだと思います。
また、現場の社員たちは、協力業者とのコミュニケーションが非常に円滑にとれております。だからこそ信頼関係が生まれ、それが質の高い仕事に繋がり、お客様に選んでいただける理由になっているのだと自負しています。
フラットな組織で生まれる一体感と風通しの良さ
当社には、いわゆる「課」がなく、課長や係長といった細かい役職の階層もありません。いくつかのグループに分かれて業務を行っていますが、その中では比較的フラットなコミュニケーションが取れていると思います。
これは、多くのグループが共通のお客様を担当していることが大きな理由です。同じ目標に向かってチームとして動く中で、自然と一体感が生まれています。お客様のおかげで、風通しの良い組織文化が育まれていると言えるかもしれません。社員も気さくな人間が多いので、すぐに馴染めると思います。
利益は社員へ。安定した暮らしが企業を強くする
「会社に利益がある限り、社員に還元したい」というのが私の基本的な考えです。当社は大規模な設備投資を必要としない事業モデルのため、その分を社員の給与や賞与、そして福利厚生の充実に充てています。
これは、社員やその家族に安心して生活してほしいという強い思いがあるからです。特にここ数年は、福利厚生の拡充に力を入れています。社員の安定した暮らしが、会社の成長の原動力になると信じています。
飛び込む勇気と、ものづくりへの情熱を持つ人へ

まず、建設業界のイメージに臆することなく、新しい世界に「飛び込んできてくれる人」を歓迎します。
その上で求めるのは、とにかく「コミュニケーションを大切にできる人」です。方法は問いませんが、相手と真摯に向き合えることが重要です。また、「ものづくりが好きな人」や、ゼロから形になっていく過程を楽しめる人は、この仕事に大きなやりがいを感じられるはずです。私自身も細かい作業が好きなので、同じような気持ちを持つ方と働けるのは嬉しいですね。
次の幹部は、あなた。未来を共につくろう
あまり難しく考えずに、まずは一度、私たちの会社を覗きに来てみてください。そして、ここでならやっていけそうだと感じたら、迷わずその一歩を踏み出してほしいと思います。
恐れる必要はありません。飛び込んでみれば、そこからあなたの新しい道が始まります。
そして、これから入社される若い皆さんには、「次の幹部は自分たちだ」という自覚を持って仕事に臨んでほしいと、心から期待しています。未来の会社を、ぜひ一緒につくっていきましょう。